@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000989, author = {佐藤, 秀樹}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究では,千葉県の松戸市民を対象としたSDGs 基礎講座のプログラムの開発とその実施を通じ,講座参加者への簡易な事前アンケートの内容,SDGs 学習の振返りシートによる参加者の理解度の把握,アクション・プランの作成や講座全体のアンケートによる定性的な分析結果から,今後の市民社会におけるSDGs 学習の普及啓発を浸透・定着させていくための学習の構成内容,進め方,課題や方向性を検討することを目的として実施した。その結果,SDGs 学習を,導入「2030SDGs カードゲーム」,展開「地域社会,企業,海外とのつながりとSDGs」,まとめ「アクション・プランの作成,発表」の構成内容で進めることで,参加者がSDGs の特徴としている経済,社会,環境のバランスをとることの難しさやSDGs の全体像についての理解が深まった。また,SDGs の17 の目標と関連した身近な地域社会,企業や海外とのつながりに関する具体的な取組みから,SDGs の取巻く課題や各目標との結びつきに関する複眼的且つ横断的な視点を培うことができた。さらに,アクション・プランの作成を通じて,参加者のSDGs に対する学びの内容を浸透させ,SDGs に対して当事者意識を高めることができた。今後は,SDGs の目標達成へ向けて,個人,組織や地域社会での行動変容を確かなものとしていくために,より効果的・効率的な講座内容の検討・見直し,フィールドワークやスタディツアー等の現場体験型SDGs 学習内容の開発,松戸市の中でSDGs をより促進させていくための市民参加型SDGs ネットワークの構築・拡大やSDGs をけん引するリーダーの養成が課題である。}, pages = {115--135}, title = {市民社会におけるSDGs 学習の普及啓発に関する考察― 松戸市民向けSDGs 基礎講座を事例として―}, volume = {31}, year = {2021}, yomi = {サトウ, ヒデキ} }