@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000978, author = {尾花, 真梨子}, journal = {江戸川大学心理相談センター紀要, The bulletin of Edogawa University Psychological Counseling Center}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究の目的は,“親になること”への理解や準備に関する要因として「親性準備性」を取り上げ,その概念的整理を行うとともに,その研究動向について概観し,“親になること”への新たな示唆や広く子育て支援に関する課題や今後の展望を得ることであった。まず,親性準備性の定義,発達プロセスについて検討したところ,親性準備性にはさまざまな要素が含まれており,その発達には多様な要因が影響しうることが示唆された。また,研究対象には主に青年期が選定されることが多いが,実際に親になった者を対象とする研究も散見された。さらに,近年では多くの測度が開発され,実証的・実践的研究に活用され,一定の効果検証も行われ ていることが示唆された。最後に,現代社会において,親や家庭に適切な支援を提供できるような社会的環境やシステムの構築は急務の課題であり,親性準備性という観点から現代の子育て環境について検討する場合,多様な養育の問題を見直すこと,その改善のためのさまざまな対策を講じることは,一定の社会的・臨床的意義があることが推察された。}, pages = {25--29}, title = {親性準備性に関する研究動向と展望}, volume = {1}, year = {2020}, yomi = {オバナ, マリコ} }