@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000949, author = {西村, 律子 and 浅岡, 章一}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 目的:我々は警告音(サイレン音等)を聞くと,ストレス反応と類似した反応を示す。近年,ストレス反応は,ストレスを再評価することで低減され,その後の認知機能を維持することが明らかになっている。そこで本研究では,警告音を再評価することで,ストレス反応を低減し,その後の認知機能を維持することができるか否かを検討する。  方法:大学生20 名に,警告音が呈示される状況下でストループ課題(警告音ストループ課題)を2 度実施した。1 度目の警告音ストループ課題の後,警告音を再評価する教示(あるいは無視する教示)を行い,その後2度目の警告音ストループ課題を実施した。  結果:ストループ課題の反応時間の結果において,警告音に対する教示内容に関わらず,教示前(1 度目)の課題においてはストループ干渉が生起した一方で,教示後(2 度目)の課題においてはストループ干渉が消失した。  考察:警告音に対する教示(再評価・無視)の種類に関わらず,2 度目の課題のストループ干渉が消失したことから,2 度目の課題において,選択的注意機能が向上したことが示唆されたが,主観的な感情価の変動が認められなかったことや,ストループの練習効果などを考慮する必要がある。}, title = {警告音の再評価が選択的注意に与える影響}, volume = {30}, year = {2020}, yomi = {ニシムラ, リツコ and アサオカ, ショウイチ} }