@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000913, author = {佐藤, 秀樹}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 国連が2015 年9 月に持続可能な開発目標(SDGs)を定めてから,4 年が経過した(2019 年11 月末日時点)。国際機関,政府や大企業等ではSDGs を意識したシンポジウムやセミナーが各地で開催され,2030 年のSDGs達成へ向けての普及啓発が進んでいるように見える。しかしながら,SDGs のスローガンは「誰ひとり取り残さない」であり,社会的弱者を含む市民を対象とすることを忘れてはいけない。そして,SDGs の目標1~17 を達成するためには,地球市民一人ひとりのSDGs の考え方に対する理解と実際の行動へつなげていくことが不可欠である。本研究では,SDGs を市民レベルで促進していくために,2019 年10 月4 日~6 日に渡って松戸市で開催された「第46 回松戸市消費生活展」にてSDGs パネルを作成・展示し,来場者(市民)と出展団体の担当者を対象とした2 つの調査からSDGs に関する理解度の確認,課題の把握や今後の方向性について考察することを目的とした。その結果,松戸市におけるSDGs の具体的な取組みや,つながりの会のメンバーの活動を取入れることで,来場者(市民)のSDGs とのつながりについて一定の理解を得ることができた。また,展示団体の担当者に関する調査では,SDGs の各目標によって内容の把握・行動に違いがあった。以上から,SDGs17 の目標全体とのつながりに関する理解の定着や,自分ごととして行動へ移していく学習・研修機会の提供がより一層必要であることが分かった。今後の課題としては,公的な社会教育施設におけるSDGs の重要性を普及啓発していく市民学習や,SDGs を拡大させていくためのリーダーの養成等が必要である。そして,SDGs を市民レベルで取組んでいくための視点としては,地域の「①歴史的背景」,「②生命基盤」,「③学習」の3 つの重要性を提示したい。}, title = {2030 年のSDGs 達成へ向けた市民レベルでの取組みの課題と今後の方向性に関する考察~松戸市消費生活展でのパネル展示による事例から~}, volume = {30}, year = {2020}, yomi = {サトウ, ヒデキ} }