@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000909, author = {江間, 直美}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本論考は,メディアに氾濫するカタカナ語の現状を俯瞰しつつ,大学教育においてマス・コミニケーションならびにマスメディアへの理解を促進する上で,どのような問題や課題があるのか,またどのような指導を行えば,カタカナ語に対する理解が促進されるのか,について試論を展開する。そのため,マスコミ基本用語(カタ カナ語)に関する調査を,日本人学生に対してはマスコミ基本用語(カタカナ語)理解度調査として,一般生活者に対しては,カタカナ語から受ける心象や連想に関する調査として,それぞれ実施した。  これは,今後,大学への受入れが急増すると想定される外国人留学生に対するマスコミ教育の指導方法を検討する手立てとするためでもあるが,一方で,漢字が読めず語彙力がなく読解力が落ちている日本人学生に対し,日本語非母語話者である外国人留学生への日本語指導法を日本語母語話者である日本人にも適用できるのでは, との仮説に基づくためである。  調査の結果,日本人大学生の多くがマスコミ基本用語(カタカナ語)を理解できておらず,高校1 年生・2 年生に学習しているはずの語彙ですらあやふやな理解に留まっていることが浮き彫りとなった。また一般生活者に対する調査結果からは,ジャーナリズムに対して強い拒否反応の心象を持っていることも判明した。  以上の結果から,今後,大学におけるマスコミ教育を行うに当たっては,こうした現状を踏まえ,特に「語彙力」カリキュラムやシラバス・教案,さらには指導法を組み直していくことが望ましいと言える。}, title = {カタカナ語30 語とマスコミ教育・日本語教育に関する試論― 大学生のカタカナ語理解度調査と一般生活者アンケート調査の結果から―}, volume = {30}, year = {2020}, yomi = {エマ, ナオミ} }