@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000896, author = {五味, 史充}, journal = {Informatio : 江戸川大学の情報教育と環境, Informatio}, month = {Mar}, note = {S(会告など), 一昨年の当誌では、3 年生を対象とした『e ビジネス論』の講義を題材とした、先々IT 企画力を担う人材を育成するための試みについて寄稿した。その試みは、その後も継続しており、来年の当誌では是非その3 年間の成果について報告することとしたいが、今回は、小職の担当するもう一つの講義である1 年生を対象とした『情報社会と経済』でのIT 企画力育成の試みについて報告したい。  江戸川大学の情報分化学科は、IT と英語の2 つを中心に学ぶ学窓である。高校を卒業して間がない、IT を学ぶことを目指して入学して来た1 年生後期の学生たちに対し、『情報社会と経済』では、情報社会がもたらした経済の変化と今後の展開と副題をつけ、コンピュータが産業界に何をもたらしたか、それが経済発展にどう寄与したかを学びつつ、結果として、「コンピュータを活用し、社会の発展に貢献できる人間を目指そう!」というコンセプトで講義を進めている。社会に出た後、IT の企画を実施できる人材となるために必要となる基礎知識をつけるため、講義では産業別に、IT の活用事例やその検討経緯等を解説し、世の中で活用されているIT 事例を体感してもらうとともに、更にそれを深めるため、学生自身で世の中のIT 事例を探してレポートにまとめること、そのレポートを講義資料としてまとめたものを使って学生間でディスカッションすることで、他者との連携の中で考察を深める訓練をしながら、IT を活用する企画をするための基礎能力を高める工夫をしている。  この試みは、まだ2 年間の実践でしかないが、これを年次が上がるたびに繰り返すことで、自ら考え企画する力がついてくるのではないか、と考えている。昨年の1 年生で最初の試みを実施したが、この時の学生が、来年は3 年生となり、『e ビジネス』論を選択してくれることで、この試みの成果が何らかの形で検証できるのではないか、と考えている。}, title = {『情報社会と経済』を題材としたIT 企画力育成の試み}, volume = {16}, year = {2019}, yomi = {ゴミ, フミヒロ} }