@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000869, author = {関根, 理恵}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 従来,美術工芸文化財の保存修復における洗浄については,担当修復家の経験的判断から洗浄剤や洗浄技法が選択されることが多い。また,近年では,洗浄剤を含ませたGel を用いた洗浄方法が,埋蔵文化財の分野から発達し,紙資料や染織文化財,遺跡の壁画の分野へと応用されるようになるなど,洗浄方法と洗浄剤に多様化が見られる。  以上のことから,多様な洗浄剤から適切な洗浄剤を選択したうえで,より効果的な洗浄処置がおこなえるよう考慮する必要がある。そこで本研究では,多分野の洗浄に関する先行研究や修復事例を整理した上で,精査分析を行い,美術工芸文化財の保存修復処置の洗浄の示準となる基礎データの編纂を試みた。また,美術工芸文化財の保存修復における洗浄計画の立案方法,予備試験,計画に沿った洗浄剤および洗浄方法,洗浄機材の選択についての基本的指針を示した。具体的には,洗浄剤の特性を確認するとともに,洗浄剤選択の指標,取り扱い上の禁忌肢等を確認し,二次的損傷の予防措置に必要な基礎データを提示した。}, title = {美術工芸文化財の保存修復用洗浄に関する研究}, volume = {29}, year = {2019}, yomi = {セキネ, ヨシエ} }