@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000844, author = {大竹, 洋平}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿は,基礎知識の確認等の教育評価で利用される「多肢選択式問題」についての理論的考察であり,確率論的な解析を中心とする。授業を担当し様々な評価方法を併用する中で,多肢選択式試験に対して抱いた問題意識について述べる。多肢選択式試験については,定量的な取り扱いが可能で,テスト理論研究の蓄積がある。多肢選択式試験の理論と実際の適用,さらに当て推量による解答についての先行研究をまとめる。確率論的な解析は,多肢選択式試験問題に対して,受検者がランダムに回答を選択する場合の,正答数の確率分布を求める。選択肢数が全ての問題項目で同じ場合には「二項分布」に,選択肢数が問題項目ごとに異なっている場合には「複合二項分布」になることを,具体例も用いながら示す。それら確率論的な考察を通して理論研究の困難性を示すことで,今後の研究の可能性についても議論する。実践的な示唆として,教育評価における多肢選択式問題の可能性について議論する。特に,多肢選択式試験をカスタマイズすることによる試験への解答を通した学習と,論述形式なども含め様々な評価方法を併用することの重要性について論じる。}, title = {多肢選択問題に当て推量で解答した場合の正答確率分布についての理論的基礎}, volume = {29}, year = {2019}, yomi = {オオタケ, ヨウヘイ} }