@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000834, author = {村上, 涼}, journal = {江戸川大学 こどもコミュニケーション研究 紀要, EDOGAWA UNIVERSITY Childhood Education and Research Center}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究は,保育場面における計18 人の子どもの「ひとりの指さし」の発達過程を2 回の行動観察から追った。年齢範囲は,1 回目の観察が11 カ月から15 カ月,2 回目の観察が18カ月から26 カ月である。11 カ月から15 カ月にみられた「ひとりの指さし」は,興味や注意を引く対象物や環境を触る行動から指さしへ変化していく過程が観察された。さらに保育者のタイミングよいことばがけによって,子どもが指さしの役割に気づき,それによって「ひとりの指さし」が社会的な意味合いを持つことを示す事例がみられた。18 カ月から26 カ月の観察では,移動や確認,注意といった自分の行動をコントロールするような認知的機能を持った「ひとりの指さし」行動がみられた。以上のことから,ひとりの指さしは,発達とともに社会的なコミュニケーションのための手段の指さしに分化していくが,それ自体も単体として存在し続ける。それは24 カ月頃になって,認知機能を支える形で使用するためである。}, title = {「ひとりの指さし」の発達的役割 ─ 0・1 歳児クラスの保育場面における観察分析から─}, volume = {1}, year = {2018}, yomi = {ムラカミ, リョウ} }