@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000827, author = {五味, 史充}, journal = {Informatio : 江戸川大学の情報教育と環境, Informatio}, month = {Mar}, note = {S(会告など), 1995 年マイクロソフト社によるWindows95 の発売開始とともに、パソコンOS にブラウザが同梱されたことにより、インターネットの利用者数は爆発的な拡大をしてきた。その活用方法も当初は、アーリーアダプターを中心としたインフォテインメントに限られていたが、インターネットの将来性に気づき、それをいち早く事業モデルに取り入れたe ビジネス企業が先行し、ニッチな市場やニッチなビジネスエリアで売り上げを伸ばし始めると、当初はその市場性や活用方法に批判的な立場をとり、静観していた大企業を中心とした企業群も、あるものは販売チャネル拡大の場として、あるものはそのビジネスモデルをそのまま模倣し、またあるものは製品情報や受発注情報の交換の流通経路として、自社のビジネスモデルの中にインターネットを取り入れてきた。  そんな中、e ビジネスのBig Player である、Google 社とAmazon.com 社の2 強は、ネット広告を中心とした収益モデルとネット販売を中心とした収益モデルという初期のe ビジネス特有の別々のビジネスモデルでスタートしたが、その軸足を次第に変化させていった。つまり、自社の持つ巨大なIT 基盤を有効利用したクラウド・コンピューティングと自社の持つ圧倒的な顧客基盤を融合させ、それを中小企業やスタートアップ企業にビジネスの場として提供する『プラットフォーマー』という新しいビジネスモデルに進化させ、この2 強が、世界の全てのビジネスシーンに巨大な影響を与え、まさに君臨している。このチェンジメーカーの台頭により、あらゆる産業は、その事業構造の変革を迫られている。これまで営々と築いてきた自社の事業モデルや収益モデルを、強大なプラットフォーマーと共存させていくのか、もしくは、対抗していくのか、世界中のあらゆる大企業は、全ての産業を飲み込もうとしているプラットフォーマーの2 強が起こす大きな波の前で、いま二者選択を迫られている。}, title = {プラットフォーマーの台頭と既存ビジネスの抵抗}, volume = {15}, year = {2018} }