@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000800, author = {野田, 満 and 落合, 洋子 and Mitsuru, Noda and Yoko, Ochiai}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 3~6歳の幼児76名を対象に,幼児用のNavon図形を作成し,どの階層構造に注目するかを検討した。幼児からの回答の仕方は対刺激に対し,異同判断を求める方法をとった。階層構造のグローバルレベルでは同一であるが,ローカルレベルでは異なっている対に対して「同じ」と反応した場合と,グローバルレベルで異なるがローカルレベルで同一の対に対して「異なる」と反応した場合には,ともにグローバルな反応(W)をしたものとした。またそれら階層構造の対に対して,逆の異・同の反応をした場合にはローカルな反応(P)をしたものとして整理した。更に,グローバル・ローカルの双方のレベルに言及した反応(PW)も区分した。項目分析の結果,幼児期においても全体を同一と認識する刺激項目群と,部分を同一と認識する刺激項目群は,それぞれの等質性が保たれ内的整合性も高いことが確認できた。いずれの年齢群もグローバルな反応(W)が多く次ぎにローカルな反応(P),双方の反応(PW)が続いた。また,なぞり行動はグローバルな反応(W)が他の反応に比べて多く出現することがわかった。幼児期に既にグローバル優位という先行研究を支持する結果を得たといえる。また,グルーバルな知覚となぞり行動とが密接な関係にあることがわかった。}, title = {幼児期における刺激の階層構造に対する認識となぞり行動}, volume = {28}, year = {2018}, yomi = {ノダ, ミツル and オチアイ, ヨウコ} }