@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000766, author = {五味 史充}, journal = {Informatio : 江戸川大学の情報教育と環境}, month = {Mar}, note = {P(論文), 世界の潮流を見る限り、一度停滞した経済の復活には若者による新しいビジネスモデルを核とした新しい市場創出が不可欠である。バブル崩壊・東日本大震災という厳しい時代を経て停滞している日本経済を活性化させるためには、若い世代発信の新しいビジネスモデルの創造が必要な時代となった。新しいビジネスモデルは一朝一夕でできるわけではない。そのような発想を喚起するための基礎知識の習得とベース訓練を常日頃から習慣づけることが必要ではないのかと考え、今年度から担当する『e ビジネス論』の講義の中で、それを実践するためのいくつかの仕掛けを試みることとした。学生による企画書作成を講義の中の大きな核と位置付け、最初に先進的なe ビジネス企業を学ぶことからはじめ、ビジネスモデルの事例研究、最近の世の中の動きの考察、企画書作成の前提知識の説明など、学生が企画書を作成するために必要となる知識を講義の中にふんだんに盛り込んだ。更に、学生から提出された企画案の中からいくつかをピックアップし、その企画案をもとに講義資料を起こし、それをたたき台にして学生間でディスカッションする場を設けたが、他者 の意見により自分の企画案がより良いものになっていく体験をした学生は、チームで仕事をすることの意義をも知ることができ、必ずや今後の社会人生活を迎えるにあたって貴重な経験となったはずである。前期の講義で実践したこの試みは、一定の成功をみることはできたと考察しているものの、企画力育成という大テーマの実現にはまだまだ今後への課題は多い。今年度の試みを踏まえ、次年度以降は更なる工夫を凝らして取り組むこととし、当学科発の企画が世界に大きな影響を与えるビジネスモデルになる日を目指していきたい。}, title = {eビジネスを題材とした企画力育成の試み}, volume = {14}, year = {2017} }