@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000721, author = {江間, 直美}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), CSR(環境・社会)広報は,一般的に数値的科学的データをもとに行われることが多く,一般生活者にはその内容が理解できないことが多い。一方,感性言語であり感覚的な質感で示されるオノマトペ(擬音語,擬態語)は,情報の送り手側の意図や目的を微妙な感覚や感情の側面から訴求できる可能性を有し,数値的科学的データを使用するCSR(環境・社会)広報の補完的要素となりうると考えられる。  本研究調査は,認知脳科学的アプローチにヒントを得てオノマトペの創出モデルを設定し,大学生の環境用語「地球温暖化」「エコ/ エコロジー」「生物多様性」「自然の恵み」に対する環境連想オノマトペや環境連想用語,心理的側面(感情)と物理的側面(感覚)の差異を分析し,CSR 広報用語としてのオノマトペの効用について検証した。  その結果,「地球温暖化」について,大学生はネガティブな反応を示すが,その代替用語である「エコ/ エコロジー」にはポジティブな反応を示す。「生物多様性」については,さまざまな連想反応が見受けられるが,「生物多様性」の代替用語である「自然の恵み」は,「エコ/ エコロジー」と同様,ポジティブな反応を示した。本研究調査から,オノマトペは,情報の送り手と受け手をつなぐCSR 広報用語として活用可能なのではないかとの根拠を導き出すことができた。}, title = {CSR 広報用語としてのオノマトペの可能性 ―「地球温暖化」「生物多様性」に対する大学生の感情・感性・連想反応―}, volume = {27}, year = {2017}, yomi = {エマ, ナオミ} }