@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000642, author = {中村 真 and 松田 英子 and 薊 理津子}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 中村・松田(2013,2014)は大学生を対象とする一連の調査研究において,授業理解の困難さとともに大学への帰 属意識の低さが大学不適応に影響する強力な要因であることを指摘している。それらは帰属意識を大学への愛着に絞って検討した結果であるが,中村・松田(2013)では帰属意識が,大学への同一視,ブランド志向,世間体などの因 子から成ることも示されている。そこで,本研究では,一連の調査データを再分析し,大学への帰属意識を構成する 因子を確認したうえで,これらの帰属意識の持ち方(強弱の組合せ)によって,大学生がどのようなタイプに分けられるのか,また,それらのタイプと大学不適応および大学満足との間にどのような関連があるのかを検討した。 その結果,大学への帰属意識によって調査対象者が7群に分類され,大学への帰属意識全般が高い群は,大学満足度と就学意欲がともに高く,大学不適応は低かった。一方,帰属意識全般が低い群,および,規範・世間体因子のみが高く他の帰属意識が低い偏向群は,大学満足度が低く,大学不適応は高い傾向を示した。 これらの結果をふまえて,大学への帰属意識の観点から大学不適応を予防するための方策について考察を行い,今 後の研究の課題を述べた。}, title = {大学への帰属意識が大学不適応に及ぼす影響(3)─・帰属意識に基づいて分類した大学生のタイプと大学不適応との関連・─}, volume = {26}, year = {2016} }