@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:02000026, author = {村上, 涼}, journal = {江戸川大学紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究は,妊娠から出産,育児に至るまでの多胎児の母親が抱える困難感を分析し,その結果から支援内容を検討した。幼児期の多胎児を育てる5 名の母親にインタビュー調査を実施し,その語りの分析から次のような点が明らかとなった。母親は,妊娠期から出産に至るまで心身面で不安を抱えており,まずは無事に出産することがゴールであると考えていた。出産後の母親は,身体的回復を待たずに退院し,多胎児の育児の方法も分からないまま,同時に複数の子どもの育児を行う困難な状況に置かれていた。子どもが保育所等に入園するにあたっては,子どもを預ける場所がないため園の見学にいけない,多胎児であることで入園が難しくなる等の課題を抱えていた。入園後には,母親は保育者から多胎児の育児について理解を得られていないと感じていた。このような結果から,多胎児の母親の育児支援においては,妊娠期から個別の継続した支援の必要性,支援にあたる専門職が多胎児の育児ならびに母親の心理について学ぶことの必要性,個々の母親のニーズをアセスメントするコーディネーターの配置,多胎児の入園申請における調整指数の加点等が示唆された。}, pages = {257--269}, title = {多胎児の母親が求める支援内容―多胎妊娠から出産,育児に至るまでのインタビュー分析から―}, volume = {34}, year = {2024}, yomi = {ムラカミ, リョウ} }