@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:02000018, author = {植田, 康孝 and 稲葉, 響 and 木南, 璃遥 and 佐野, 大希 and 関根, 陽生 and セキネ, ヨウ and 花田, 美織 and 早瀬, 日英 and 三好, 葵 and 柳生, 晴香 and 渡邉, 楓}, journal = {江戸川大学紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 大学近くの流山おおたかの森に同僚の西条昇教授と良く行く回転しない回転ずし店「魚ぺい」がある。注文がテーブル上のタッチパネルからとなっている。タッチパネルもメニューを選択しただけでは,注文カゴに入るだけで 最後に「注文確定」ボタンを押さなければならない。同じく駅前の「ガスト」では,タッチパネルで注文すると,配膳ロボットが料理を運んで来る。デジタルネイティブの子供には,配膳ロボットもタッチパネル注文もセルフレ ジも珍しくない光景である。ある時,ランチセットにパンもライスも付いていないと,店員をテーブルまで呼びクレームしている夫婦がいた。「スープがあって,パンもライスもないのはおかしいじゃない? ふつう」と文句してい たが,「ふつう」が通じないのがロボットでありAI である。人間として取るべき行動は,タッチパネルに「大盛りか? 少なめか?」の選択があるので,セット→ライスの選択だけでは不十分でライスの量までセットして初めて「オ ーダー完了」になることを習得することである。PC やスマホを使えない,暗証番号を設定できない国民のために紙の健康保険証が数年間残ることになった。生成AI も同様で,実際に自分の目で,どういう技術なのか,どのように使えるのか,どういう風に付き合って行けば良いのか,を見極める必要がある。自らの手でプロンプト(指示文)を上手く入れることを習得しないと,「AI はウソを付く」とデフォルメした悪口を言い生成AI を過小評価する社会の発展を妨げるお荷物(社会コスト)になってしまう。最近の「東京ディズニーリゾート」はIT オンンチだと入園できず園内でも楽しめないエコシステムにデザインされている。パークチケットはオンラインでのみ予約購入が可 能であり,パークへはアプリを通じて事前入手したQR コードで入場する。事前に印刷した紙でも入園できるが,そのようなゲストは今やほとんど見掛けない。以前あった案内ガイドのような紙のパンフレットはなくなった。全 てのエコシステムがアプリで完結される。アプリの園内マップでは,施設の情報や待ち時間も見られる。入園すると直ぐに人気のアトラクション,ショー,キャラクターとの撮影などを予約できる。かつてのように乗りたいアト ラクションまで走ってファストパスを取る必要はない。最近のマクドナルドの「モバイルオーダー」もディズニーに近い。筆者(植田)が学生時代であった頃,商店街や観光地で椅子に腰掛けながら計測器を押して交通流計測を していたアルバイトが存在した。牧歌的な風景であったが,今や見かけない。個人を特定せずAI が常に最新の人流を把握できる最適なシステムを提供している。画像認識AI(センサーやAI カメラ),GPS 衛星,スマホ基地局,Wi-Fi,ビーコンなど多種多様な方法で現場データを獲得し,AI が膨大な人流データをリアルタイムで分析する。従来のAttention(注意)中心のマーケティングでは集客できない時代になり,人が「いつ,どこで,何をしているか」を科学的な「エビデンス」を示し精緻に分析することが重要である。集客力向上やにぎわい創出に役立つ現場主義のメディア観を持てないと,ファミレスで「カスハラ(1)」する人たちと同様の社会コストになってしまう。}, pages = {115--146}, title = {AI で学生は創造的になれる(人流)}, volume = {34}, year = {2024}, yomi = {イナバ, ヒビキ and キミナミ, リョウ and サノ, ダイキ and ハナダ, ミオリ and ハヤセ, ニチエ and ミヨシ, アオイ and ヤギュウ, ハルカ and ワタナベ, カエデ} }