@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000163, author = {土屋, 薫}, issue = {21}, journal = {情報と社会, Communication & Society}, month = {Mar}, note = {セレンディピティ(serendipity)という視点に立つと,これまで「想定していなかった」視点からものごとが持つ価値に「気づき」,それを中心にあらためて自身と生活を組み立て直すことこそ,ポスト大衆消費社会において求められている豊かさのかたちであることがわかる。また,「想定していなかった」ことを思い浮かべる契機として,ある土地の価値あるものとの「出会い」を実現する観光の持つ意味は少なくない。ここにさらに語源から捉えたレジャー概念を導入すると,観光による「出会い」の場から日常世界を組み替えるという幸福のかたち(モデル)が見えてくる。オープンガーデンはこれらの要素の結節点として注目される。きわめて限定的ではあるが,実際に千葉県流山市をフィールドとして調べてみると,オープンガーデン参加者(見せる側)と訪問者(見る側)の双方とも,ガーデニングという共通する趣味を媒介としたネットワークづくりを求めていることが確認された。これは交流による出会いによって日常世界を組み替えてストレスを軽減しようとする動きとして,仮説モデル検証につながる証左と捉えることができる。}, pages = {211--217}, title = {レジャー論から見た「オープンガーデン」に関する一考察 ─ 千葉県流山市を事例として ─}, year = {2011}, yomi = {ツチヤ, カオル} }