@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00000160, author = {大内, 田鶴子}, issue = {21}, journal = {情報と社会, Communication & Society}, month = {Mar}, note = {はじめに GIS とはGeographic Information System 地理情報システムのことである。空間情報と属性情報を分離し,属性情報をデータベースの形式で管理するコンピュータを利用した地図である。1967年にカナダで開発され20 世紀末から急速に発展している技術である。近年GPS GlobalPositioning System 全地球測位システムを利用した観光や商業のサービス,生物の調査,迷子老人の探索などが,ニュースを賑わしているが,語感が似ていることと,位置に関する情報であることから,似たようなものに思えるが,GIS とGPSは異なるものである。GIS は検索,分析及び空間表現技術である。GPS は位置づけ技術である。GIS は様々なデータ・要素を空間的に配置(地図に)して表現・分析する技術として,まずは官公庁の道路図・水路図・水道管のネットワークなどの台帳に使用され,さらにエリア別犯罪発生件数の分布など,統計表を読むために使用されている。物的施設の配置以外にも,人口分布の表現や,地価,商圏などの表現に便利であり,今後さらに経済学や社会学の理論的な解釈力を伴って,GISも社会科学の有力な道具になる可能性がある。統計表とはことなり,物事の様相を絵画的ビジュアルな表現で示してくれるところが,数字の羅列で専門家にしかわからない統計表よりも一段上の有用性を持っている。現在すでに都市計画・ゾーニングなどの分野では欠くことのできない技術として利用されているが,将来は政策科学・応用科学に欠くことができない技術になると思われる。またこのため統計表と同じように,誰がどのように使うかが有用性の決め手になる。本稿の目的は,専門家以外の一般市民がこの科学技術の恩恵にあずかるには,どのような可能性があるかアメリカの事例に基づきサーベイすることである。}, pages = {175--183}, title = {コミュニティ活動へのGIS 適用可能性について ─ アメリカ ミネアポリス市を参考事例として ─}, year = {2011}, yomi = {オオウチ, タヅコ} }