@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00001211, author = {野田, 満}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究は,力学的指標ならびに非線形的指標を用いて,ビーズ移し課題(研究1)とウクレレ演奏(研究2)の分析を行い,心的状態のあり方を検討することを目的とした。研究1では,垂直位置を除き,水平位置や速度,加速度で最大リアプノフ指数が正値をとり,カオス性が確認できた。ただ状態空間に再構成されたアトタクタが描く軌跡をみると,速度では収束,加速度では拡大するという違いとなって表れた。習熟するに従い慎重さと切り替えの早さが反映したと解釈された。研究2 では最初の手ふりと演奏で粗大運動・微細運動の違いが特徴的に表れた。手ふりでは空間位置や速度でカオス性が認められたが,演奏では加速度でのみ確認された。力学的指標によりカオス的な振る舞いが異なって表れたが,演奏での指の制御が,手ふりの動きとは異なり速度の不連続な変化となり,加速度ではカオス性を表す最大リアプノフ指数が高い値になったと解釈された。注意資源と最大リアプノフ指数との関連性を指摘したが,運動指標の違いによりアトラクタの現れ方が異なることも確認された。}, pages = {43--62}, title = {動きの運動学的・力学的指標と非線形的分析から推測される心的状態― 2 例に基づく準備的研究―}, volume = {33}, year = {2023}, yomi = {ノダ, ミツル} }