@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00001210, author = {中村, 真}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究は,恥意識,命令的規範,他者への同調傾向が新型コロナウイルスに対する感染防行動にどのような影響を与えるのかを首都圏の四年制大学に在籍する学生を対象に調査を行って検討した。その結果,先行研究と同様に,命令的規範は手指消毒やマスク着用に代表される基本的な感染予防行動を広く促すことが示された。また,自らの理想や目標と現実の行動が一致しないことに起因する「自分恥」は,顕現性が低く励行の有無が本人にしか分からない感染対策である手指消毒の励行を促進する傾向があること(仮説1 を支持),自分の行動が社会一般の常識や規範と一致しないときに生起する「他人恥」は,視認性が高く他者の目にとまりやすい感染対策であるマスク着用を促進する傾向があること(仮説2 を支持)が示された。さらに,自分の考えや行動が身近な仲間と一致しないときに生じる「仲間恥」は,調査対象者が準拠する仲間集団の感染予防に関する規範意識の高低によって,感染予防対策に対して促進・抑制のいずれにも影響を及ぼす可能性があることを示唆する新たな知見が得られた。}, pages = {33--41}, title = {新型コロナウイルス感染予防対策への態度に影響する要因としての恥意識に関する基礎的検討(2)― 仲間との不一致に起因する恥意識が感染予防行動に及ぼす正負の影響に着目して―}, volume = {33}, year = {2023}, yomi = {ナカムラ, シン} }