@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00001076, author = {熊田, 凡子 and 谷, 昌代}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿は,日々の保育に関わる事項を様々な場面(出来事,雰囲気)で語ることによる保育者自身の人間性の育ちについて,つまり保育者が語り合うことそのものの本質的意義について検討する。保育者が語り合う時は,どのような場面があるのか。例えば,教師会などの保育者の職員会議,毎日の朝礼や終礼等の連絡会議,保育の研究に関する研修及び研究会,保護者との交流会というように,保育運営上の形式的に定められた中で意図的に進めて行くものと,日々の保育の生活の中で保育者同士が何気なく語り合う時(清掃時,休憩時),子どもの送迎時の保護者との会話などある意味日常的で無意図的に交わしているものがあるようだ。本稿では,これらの様々な場面における保育者ら自らが語り合ったことを,実際の記録等に基づいて,語り合った保育のその後の変容を含め,人としての成長点を確認し,語り合うことの意義について検討を行った。語り合うということは,人格と人格が触れ合う営みであり,あたたかいまなざしと寛容な雰囲気が連鎖している場であると言える。保育者同士が互いの理念を尊重し合い,どのような場でも本音で自身の内面を表出し語り合うことで,各々の考えや視点を知ることになり,新たに保育の営みを考えることに繋がるのである。}, pages = {273--284}, title = {保育者の語りに見る人間性の育ち―多様な語り合いの本質的意義に関する考察―}, volume = {32}, year = {2022}, yomi = {クマダ, ナミコ and タニ, マサヨ} }