@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00001027, author = {辻, 直人 and 熊田, 凡子}, journal = {教育総合研究 : 江戸川大学教職課程センター紀要, Kyouiku Sougou Kenkyu}, month = {Mar}, note = {P(論文), 道徳は、人と人の間柄、すなわち人間関係の中で成立するものである。現代の道徳教育において目指す教育目標の1 つに主体性の育成が含まれる。本稿では、哲学者森有正の「一人称論」を手がかりに、道徳教育における関係性について検討してきた。森有正の主張に拠れば、人はまず個々が自己「一人称」となって自己の「経験」を自覚し、自己を見つめていくことが、生きる上で必要ある。自己が学び取り創り上げていく「経験」と「学習」の機会を与えるのが、教育の役割である。道徳では、1 人1 人の個人が尊重され活かされ、自律した人格の形成が不可欠である。互いを分かり合い、認め合うには共感的関係は必要であるが、あくまで一人称なのである。見せかけの主体的・対話的な教育方法では、真の人間関係は成立しないであろう。}, pages = {5--15}, title = {日本の道徳教育における関係性についての検討 ― 森有正「一人称」論を手がかりに―}, volume = {7}, year = {2021}, yomi = {ツジ, ナオト and クマタ, ナミコ} }