@article{oai:edo.repo.nii.ac.jp:00001000, author = {熊田, 凡子 and 谷, 昌代}, journal = {江戸川大学紀要, Bulletin of Edogawa University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿の目的は,保育者が保育を見つめる際,いかに内的感覚を活かして自己を表現するべきなのか,保育実践における保育者の語りに着目し検討することである。また,どのような視点で保育を振り返るべきなのか,保育を振り返り語るという営みそのものを原理的に考察することも含めて検討する。本稿で取り上げた保育実践の省察及び歴史史料の語りにおいては,保育者が「子どもにとって」「保育者にとって」という視点に基づいて保育場面の意味を見つめ直し,自己の内側を表現し,保育を継続展開させている点が確認できる。保育者が,子どもとの「出会い」またその場面との「出会い」の意味を問い直し,子どもと「共感」し,また子どもを1 人の存在として「対等性」を感じながら自身の保育を語り理解しようとしているのである。つまり,主観的な見解による保育者自らの幼児観を絶えず省察することは,明日の保育に繋がる不可欠な営みであるといえる。}, pages = {257--267}, title = {保育実践に見る保育者の内的感覚と自己表現― 保育者の「語り」に着目した原理的考察―}, volume = {31}, year = {2021}, yomi = {クマダ, ナミコ and タニ, マサヨ} }